後に大家として高い評価を受けることになるパーカーのデビュー作。ミステリとして、きっちりとまとまってはいるが、主人公を始め登場人物が個性に乏しく、読み終えての印象は薄い。文章は抒情的だが、まだ薄い。情感の深みに欠けるというべきか。
評価 ★★
- 作者: T.ジェファーソンパーカー,T.Jefferson Parker,山本光伸
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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後に大家として高い評価を受けることになるパーカーのデビュー作。ミステリとして、きっちりとまとまってはいるが、主人公を始め登場人物が個性に乏しく、読み終えての印象は薄い。文章は抒情的だが、まだ薄い。情感の深みに欠けるというべきか。
評価 ★★