元IRA闘士二人を主人公とした冒険小説。
活劇よりも、ヒロイズムとロマンティシズムに比重を置き、まさにヒギンズ節全開の作品だ。
但し、敵役がやや弱く、ストーリーもサスペンスに欠ける。
己の信条のままに突き進む登場人物たちは、良くいえば格好良いのだが、もう少し非情な面も欲しく、いつかどこかで読んだかのようなデジャブも多々感じていた。多くの作品を著したヒギンズだけに、マンネリズムに陥るのは仕方のないことか。
評価 ★★★
元IRA闘士二人を主人公とした冒険小説。
活劇よりも、ヒロイズムとロマンティシズムに比重を置き、まさにヒギンズ節全開の作品だ。
但し、敵役がやや弱く、ストーリーもサスペンスに欠ける。
己の信条のままに突き進む登場人物たちは、良くいえば格好良いのだが、もう少し非情な面も欲しく、いつかどこかで読んだかのようなデジャブも多々感じていた。多くの作品を著したヒギンズだけに、マンネリズムに陥るのは仕方のないことか。
評価 ★★★