海外ミステリ・レビュー

……新旧の積ん読本を崩しつつ

2020-03-14から1日間の記事一覧

「弁護」D・W・バッファ

1997年発表のリーガル・サスペンス。主人公は、新進気鋭の弁護士ジョーゼフ・アントネッリ。冒頭1行目で「わたしは勝って当然の裁判に負けたことはなかったし、負けて不思議のない裁判のほとんどに勝ってきた」と語り始める。そして「わたしの弁護士人生は…